学生時代に絵画や工作を習っていた経験があり、ものづくりに関する興味は昔からあったように思います。人々の暮らしに寄り添っていて日々の生活を少しだけ豊かにしてくれるものや、見ているだけでワクワクするようなものが好きでした。そのようなものに関わる仕事がしたいと思いながら就職活動をしていて出会ったのがサーモスです。私自身、特に意識せず子どもの頃からサーモスのボトルを使っていたことに気がつき、まさしく身近なところで生活に寄り添っていると感じて入社を決めました。

私が担当している業務は、総務や経理の仕事から情報セキュリティ体制の構築、外国人研修生のサポート、さらには社内イベントの運営までさまざまです。また、契約書の確認・修正、雛形作成、締結フローの整備なども担当しています。社会や会社の状況に合わせて法律もリスクも日々変化するので、民法改正時や新事業立上げ時の契約書関連業務は苦労が尽きませんが、成長できる環境だと思います。地道な作業も多く専門性も求められますが、法務関連は大学で勉強していた分野とも近く、自ら希望したので前向きに取り組めています。

私の仕事で重要なのは、リスク回避の徹底です。ただし、保守的になりすぎないように、ビジネスとのバランスを見極めることを心がけています。サーモスは新しい挑戦を積極的にしていくので、「どこまでならリスクを取ってチャレンジできるか」という視点も大切にしています。また、契約は締結して終わりではなく、将来的に発生する問題も防がなければなりません。そのため、日々大きな責任を感じながら仕事に取り組んでいます。すべての契約は会社やお客さまを守るための重要な取り決めなので、社内のメンバーや社外の顧問弁護士と連携を図りながら、各種の相談事を迅速に解決できるよう尽力しています。

法務担当として頼りにされる存在になることです。一つひとつの相談に真摯に向き合い、さらに多くの知識や経験を身につけていき、社内外の人から信頼してもらえるようになること。そのために、契約関係の仕事だけでなく総務の仕事にも幅広く携わっていき、さまざまな人とコミュニケーションを図ることも意識しています。小さな仕事でもコツコツと実績を積み重ねていくことが信頼につながっていくと思いますし、あらゆる経験が将来の財産になると信じています。